硬筆書写検定3級合格体験記

この前、職場の同僚が3級に合格しました。

勉強方法や受験のきっかけについて聞いたのでお伝えしたいと思います。

目次

受験しようと思ったきっかけ


私は手書きに興味を失っていました。

幼少期こそ書道教室に通うなど手書きと向き合ってきましたが、大学受験を機に変わってしまいました。

文字の美しさよりもスピードを優先してしまい、文字を綺麗に書こうと思っても書けなくなっていたのです。
それに気づいたのは、職場で他部署の人が書く手掛き文字を見た時でした。

教科書のような整ったバランス、心情を表現するメリハリに衝撃を受け、私の手番きへの興味が再燃しました。
その人が硬筆者写検定を持っていることを知り、まずは履歴書資格欄に書ける硬筆書写検定3級を目指すことにしました。

苦労した点と、気づき

最初は教室に通うことを考えましたが、仕事との両立や自分のペースを崩したくないという思いから、独学での挑戦を決意しました。

独学を始めて最初に直面したのは、自分の間違いに気づけないという恐怖でした。

市販のテキストをお手本に練習しても、書いた直後は「上手く書けた」と思い込み、数日後に見返すと全くバランスが取れていない。この繰り返しに、何度も挫折しそうになりました。

これは、お手本の一画一画を凝視することで自分には足りないところを探し、再現できるようになることを繰り返すことで少しずつ上達できたのだと思います。

学習の継続と変化

毎日、仕事や家庭の用事が目白押しで練習時間を捻出することは容易ではありませんでした。必ず守ろうとつくったマイルールは毎日10分だけでもペンを握るということです。

練習を重ねるうちに感じたことは、字が綺麗になるという嬉しさだけではなく、書いている間は心が整い、一種の瞑想のような心地よさを感じるようになったことです。

練習を継続することが一番難しいと思います。では、どうして続けることができたのでしょうか。
変化は意外なところから現れました。

職場での伝言メモを見た人から、「最近、字がすごく綺麗になったね」と声をかけられたのです。

自信がなかった字を褒められた瞬間、これまでにない達成感と自信が湧き上がってきました。家族から同じように言われたこともあって、やる気が継続できたのだと思います。

当分忘れていましたが、人に褒められることって嬉しいものですね。なんとか最後まで走り抜けることができたは、周りの人のおかげも大きいのだと思います。

3級に合格して得られたもの

硬筆書写検定3級に受かって喜んでいる様子

試験というものを受験するとき、どうしても緊張してしまします。しかし、試験当日、解答用紙に最初の一文字を書いたとき、不思議と手が震えませんでした。

それは、継続して練習してきた自分の努力が、自信という形に変わっていたからだと思います。

結果として、1回で合格できたことはさらに自信につながりました。

かつては人に自分が手書きした文字をを見られることが好きではありませんでした。何か後ろめたいものを見られている気がしていましたが、今では人前でも自信を持ってペンを走らせることができます。

手書き文字は、デジタル化の進んだ今だからこそ良さが際立ちます。引き続き美文字を目指し、ステップアップしていきたいと思います。

使用した参考書

練習の際には、以下の書籍を使用しました。

この本は本番と同じ紙質なので、初めて受けた試験でも違和感なく書くことができました。

手本を見ながら何度も練習すれば、この本を練習するだけでも十分に合格を目指せると思います。

硬筆3級の各記事へは下記リンクを参照ください

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この記事を書いた人

美文字を書きたいと思っているおじさん「げん」です。日々、自分の理想とする文字を書けるように練習しています。最終的な目標は硬筆書写技能検定1級を取得することです。令和7年3月に硬筆書写技能検定2級に合格しました。今は硬筆書写技能検定準1級取得に向けて努力しています。

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