硬筆書写技能検定3級に独学で受かる勉強方法 第5問 はがきの宛名書き

こんにちは、げんです。

硬筆3級取ろう

硬筆書写技能検定2級に独学で合格しました。3級にも応用できるので、勉強方法をお伝えします。

今日は第五問目のはがきの宛名書きです。

問題内容

硬筆書写技能検定3級の実技問題 第5問の内容は以下のとおりです。

官製はがきの表面に、縦書きで宛名を書きます。各文字の大きさや配置に気をつけてバランスよく書きます。

罫線がないので、曲がらないように気をつけて書きましょう。

第5問 はがきの宛名書き
  • はがきの宛名を縦書きで書きます
  • 書体は特に指定なく、体裁よく書きます
  • 官製はがき(縦148㎜ × 横100㎜)と同じサイズです
  • 使用可能な筆記具は下記のいずれか
  • つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン
  • 鉛筆での補助線や下書きは禁止

審査基準

はがきの宛名書きに関する審査基準は以下のとおりです。

審査基準
  • 楷書の漢字を一点一画正しく美しく書くことができる
  • 行書の漢字を正しく美しく書くことができる
  • 平仮名、片仮名を正しく美しく書くことができる
  • ローマ字、アラビア数字及び符号などを正しく美しく書くことができる
  • 日常生活、職業生活に必要な届、願、通知、掲示、報告など普通の文書を定められた形式に従って正しく書くことができる

規定違反については、協会のホームページにある規定違反の概要を確認しましょう。

規定違反や減点の例

  • 速書きで最後まで書いていない
  • 誤字、脱字がある
  • 指定の筆記用具で書いていない
  • 下書きしている
  • 指定された書体と異なる
  • 解答用紙の枠外にはみ出している

第五問の攻め方

攻略法を考えるよ

書体は指定されていませんが、体裁よく書くこととされています。

官製はがきの大きさに書きますが、これまでの課題のように、目印となる罫線が一切ありません。

無地のところに字を書くには、字間、行間を適切に整えるだけではなく、周囲の余白も揃える必要があります。

一番重要なことは、曲がらないように中心線を通して書くことです。

まずは日本書写技能検定協会のホームページにて、出題例を確認してください。
併せて、合格答案例も見ると、どれくらいのクオリティで書くべきかがわかります。

宛名のレイアウトは大体決まっています。それぞれの配置、文字の大きさを覚えていきましょう。

  • 書体は楷書または行書とする
  • 文字の大きさ、配置、行間を考慮して書く
  • 文字間、行間に適切な余白を取る
  • 住所、宛名、差出人は始めの位置を守る
  • 全体の構成を考慮し、バランスをよくする

練習方法

先に示したポイントを守るため、練習する上での注意点を確認します。

  • 合格答案例を参考に、文字の大きさ、配置、余白量を確認する
  • 行書の練習する
  • いきなり無地に書くのではなく、中心線を下書きして練習する
  • 手本を模写して、文字の大きさ、行間、配置の間隔を掴む
  • 行間、文字間の余白を適切に取る
  • 無地に真っ直ぐ書けるようする
  • 全体のバランスを取る

はがきの問題なので、はがきに練習するのが最も効果的です。100円均一の店で50枚入りの無地のハガキが売っているので練習用に最適です。

一文字を細かく見るよりは、はがき全体でバランスが取れているかを重要視しましょう。文字の大きさ、曲がっていないこと、始まりの位置が肝心です。

結局は慣れるために、たくさん書きことが近道です。

継続は力ですね

合格目指して頑張りましょう。最後まで読んでいただきありがとうございます。

硬筆3級の各記事へは下記リンクを参照ください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

美文字を書きたいと思っているおじさん「げん」です。日々、自分の理想とする文字を書けるように練習しています。最終的な目標は硬筆書写技能検定1級を取得することです。令和7年3月に硬筆書写技能検定2級に合格しました。今は硬筆書写技能検定準1級取得に向けて努力しています。

コメント

コメントする