硬筆書写技能検定2級への道 理論問題の練習

こんにちは、げんです。

げん

硬筆2級取るまで頑張ろう

硬筆書写技能検定2級に合格しました。

受験勉強の経験を踏まえて、試行錯誤した勉強方法などを紹介していきます。同じ検定を受ける方の参考になればと思い書いています。

硬筆書写技能検定2級は、実技問題(第1問〜第6問)、理論問題(第7問〜第10問)となります。

今日は理論問題(第7問〜第10問)についてお伝えします。

まず、どの問題にも言えることですが、検定内容や審査基準をしっかり確認してください。

目次

理論問題の内容

硬筆書写技能検定2級の理論問題の内容は以下のとおりです。

理論問題の配点は400点です。合格の目安としては295点(得点率73.4%)以上とされています。

理論問題は全てマークシート方式でHBまたはBの鉛筆(シャープペンシル可)を使用して解答します。

第7問 漢字の筆順(配点100点)
  • 常用漢字の筆順を楷書5字、行書5字を答えます
  • 正解の場合はマル、誤りの場合はバツを選択します
  • 10題あり、1問10点です
第8問 A:旧字体、B:書写体を読む(配点100点)
  • A群:旧字体5字、B群:書写体5字を読みます
  • 4択で正しい常用漢字の字体(楷書)を答えます
  • 10題あり、1問10点です
第9問 A:草書を読む、B:平仮名の字源、C:部首名称(配点100点)
  • A群:草書の2字熟語を4択の楷書から選びます
  • 5題あり、1問7点です
  • B群:平仮名の字源を4択の漢字から選びます
  • 5題あり、1問7点です
  • C群:漢字の部首の名称を4択で選びます
  • 5題あり、1問6点です
第10問 漢字の字体(配点100点)
  • 常用漢字の字体としての正誤を答えます
  • 正解の場合はマル、誤りの場合はバツを選択します
  • 20題あり、1問5点です

理論問題の審査基準

理論問題に関する審査基準は以下のとおりです。

審査基準
  • 3級(中学生・高校生程度)に示される領域の内容を正確の習得、理解している
  • 常用漢字に掲げられていない漢字の字体(旧字体、書写体)、音訓および筆順についての知識、理解を持っている
  • 送り仮名の付け方についての知識、理解を持っている
  • 現代生活(一般の生活及び実務)と文字との関係についての知識、理解を持っている
  • 硬筆書写に必要な用具、用材について、3級程度より更に高度な知識、理解を持っている

規定違反については、協会のホームページにある規定違反の概要を確認しましょう。

理論問題の攻め方

げん

攻略法を考えるよ

2級までの理論問題はマークシート方式による選択です。知らない問題でも、運任せで解答はできますが、まずは過去問を解くことで出題範囲を理解しましょう。

日本書写技能検定協会のホームページにて、出題例を確認すると、どの程度の知識が必要かがわかります。

ちなみに準1級からは理論問題も記述式に変わります。

  • 筆順は楷書、行書で変わるもの、複数あるものも学習します
  • 漢字の部首の名称はそれほど多くないので全て覚えます
  • 旧字体と書写体を確認します
  • 平仮名の字源を確認します

理論問題の練習方法

先に示したポイントを守るため、練習する上での注意点を確認します。

  • 出題例を基準として、過去問を複数回解きます
  • 間違えた漢字、知らなかった漢字、偶然正解した漢字を再確認します
  • 普段から常用漢字を確認しておきます
  • 部首名、平仮名の字源は全体数が限られるので全て覚えます
  • 旧字体、書写体、筆順は、出題可能性が高いものがあるため、その全てを覚えます

とにかく、マークシートです。何も知らなくても答えは出せます。結構、限られたものが多いので、過去問をなん度も解きながら、頻出の出題範囲を覚えればなんとかなるように思います。

げん

地道にがんばろう

合格目指して頑張りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

硬筆書写技能検定2級実技問題を解説した各記事へは下記のリンクを参照ください

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この記事を書いた人

美文字を書きたいと思っているおじさん「げん」です。日々、自分の理想とする文字を書けるように練習しています。最終的な目標は硬筆書写技能検定1級を取得することです。令和7年3月に硬筆書写技能検定2級に合格しました。今は硬筆書写技能検定準1級取得に向けて努力しています。

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