硬筆書写技能検定2級への道 第三問 漢字仮名文(縦)の練習

こんにちは、げんです。

げん

硬筆2級取るまで頑張ろう

硬筆書写技能検定2級に合格しました。

勉強を進める中で見つけた自分のルールを紹介していきます。同じ検定を受ける方の参考になればと思い書いています。

今日は硬筆書写技能検定の実技問題全6問のうち第3問目の漢字仮名交じり文(縦書き)です。

まず、どの問題にも言えることですが、検定内容や審査基準をしっかり確認してください。

目次

問題内容

硬筆書写技能検定2級の実技問題 第3問の内容は以下のとおりです

第3問 漢字仮名交じり文(縦書き)
  • 漢字と仮名が交じった文章(50文字程度)を書きます
  • 漢字は必ず行書で書き、平仮名は連綿でも良い
  • 縦書き枠(縦195㎜・横17㎜、5行)
  • 使用可能な筆記具は下記のいづれか
  • つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン
  • 鉛筆での下書き禁止

審査基準

漢字仮名交じり文(縦書き)に関する審査基準は以下のとおりです。

審査基準

・漢字を行書で正しく美しく書くことができる

・漢字仮名交じり文を目的に適した書体で正しく美しく、かつ、全体を効果的に書くことができる

規定違反については、協会のホームページにある規定違反の概要を確認しましょう。

第三問の攻め方

げん

攻略法を考えるよ

漢字を必ず行書で書くことが指定されています。しかも、正しく、美しく書かなければなりません。全体を効果的に書くよう、審査基準として求められていますが、なかなか難しそうです。

まずは日本書写技能検定協会のホームページにて、出題例を確認してください。
併せて、合格答案例も見ると、どれくらいのクオリティで書くべきかがわかります。

文字の大きさを適度に調整しながら、中心線を行の中で意識しながら書きます。行全体が曲がって見えないように気をつけましょう。

漢字は必ず行書で書くこととされ、平仮名は連綿を使ってもよいとされます。

慣れない連綿を使っていると、悪目目立ちしてしまします。きれいに書けないようなら、無理に連綿を使うのはやめましょう。所詮、連綿は使っても良いとされているだけです。

また、各行の文頭、文末には適切に余白を持たせます。余白の量が揃っていると、見栄えが良くなります。

最初の1文字は下げて始めます。

  • 漢字は必ず行書で書く
  • 平仮名は程よく連綿を使う
  • 文字の中心を揃え、漢字に対し平仮名をやや小さく書く
  • 文頭、文末の余白を揃え、始めの1文字は下げる

練習方法

先に示したポイントを守るため、練習する上での注意点を確認します。

  • 合格答案例を参考に、文字の大きさ、配置、余白量を確認する
  • 行書の特徴(点画の連続、丸み、省略など)を学ぶ
  • 速さは不要だが、行書、連綿の流れを止めない
  • 連綿は書き慣れることが必要
  • 余白を適切に取る
  • 字の中心線を揃える
  • 全体のバランスを取る

過去問を参考に、何度も書いて、バランスが整うように練習します。

げん

やっぱり、地道に頑張るしかないよね

合格目指して頑張りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

硬筆書写技能検定2級実技問題を解説した各記事へは下記のリンクを参照ください

硬筆書写技能検定2級理論問題を解説した記事は下記のリンクを参照ください

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この記事を書いた人

美文字を書きたいと思っているおじさん「げん」です。日々、自分の理想とする文字を書けるように練習しています。最終的な目標は硬筆書写技能検定1級を取得することです。令和7年3月に硬筆書写技能検定2級に合格しました。今は硬筆書写技能検定準1級取得に向けて努力しています。

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