硬筆書写技能検定2級への道 第二問 漢字の練習

こんにちは、げんです。

げん

硬筆2級取るまで頑張ろう

硬筆書写技能検定2級に合格しました。

勉強を進める中で見つけた自分のルールを紹介していきます。同じ検定を受ける方の参考になればと思い書いています。

今日は実技問題6問あるうちの第2問目の漢字についてお伝えします。

まず、どの問題にも言えることですが、検定内容や審査基準をしっかり確認してください。

目次

問題内容

硬筆書写技能検定2級の実技問題 第2問の内容は以下のとおりです

第2問 漢字
  • 漢字10文字(熟語5つ)を書きます
  • 同じ熟語を楷書、行書で書きます
  • 縦書き枠(縦193㎜・横20㎜、楷書1行、行書1行)
  • 使用可能な筆記具は下記のいづれか
  • つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン
  • 鉛筆での下書き禁止

審査基準

漢字に関する審査基準は以下のとおりです。

審査基準

・漢字を楷書で、かつ常用漢字表に掲げられている形(許容の形を含む)で正しく書くことができる。

・漢字を行書で正しく美しく書くことができる

規定違反については、協会のホームページにある規定違反の概要を確認しましょう。

第二問の攻め方

げん

攻略法を考えるよ

この設問は、二字熟語をとにかく、正しく、美しく書かなければなりません。さらに、準2級までは「一点一画を正しく美しく書く」とされていたものが、「常用漢字表に掲げられた形で正しく美しく書く」ことが要求されます。また、手書き文字特有の表現をかくにんしておく必要もあります。

まずは日本書写技能検定協会のホームページにて、出題例を確認してください。
併せて、合格答案例も見ると、どれくらいのクオリティで書くべきかがわかります。

準2級のようにマス目がなく、行になっています。文字の大きさ、中心線を行の中で意識しなが書きます。

また、5つの熟語を行全体にバランスよく配置するとともに、隣合う楷書と行書の各熟語は揃っていなければなりません。文字の大きさを8割程度とするとまとまりよく見えます。

  • 常用漢字表の形で表現する
  • 正しく美しく書く
  • 行全体のバランス、配置を考える
  • 文頭、文末、熟語間の余白を適切にとる
  • 文字の大きさを行の8割程度とする

練習方法

先に示したポイントを守るため、練習する上での注意点を確認します。

  • 合格答案例を参考に、文字の大きさ、配置を確認する
  • 楷書は一線一画を大事にする
  • 行書は流れを大事にする
  • 速さは不要なので、とにかく丁寧に書く
  • 行書がネックになりがちなので、行書を中心に練習する
  • 行書の確認過程で楷書も練習する
  • 行書と楷書で書き順が変わるものがある
  • 余白を適切に取る
  • 字の中心線を揃え、曲がらないようにする
  • 行全体のバランス(各熟語の配置、楷書、行書の対比)を取る

様々な熟語を書いて、丁寧に筆順、形を確認する作業となります。

げん

地道に頑張るしかないよね

合格目指して頑張りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

硬筆書写技能検定2級実技問題を解説した各記事へは下記のリンクを参照ください

硬筆書写技能検定2級理論問題を解説した記事は下記のリンクを参照ください

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この記事を書いた人

美文字を書きたいと思っているおじさん「げん」です。日々、自分の理想とする文字を書けるように練習しています。最終的な目標は硬筆書写技能検定1級を取得することです。令和7年3月に硬筆書写技能検定2級に合格しました。今は硬筆書写技能検定準1級取得に向けて努力しています。

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